Wireshark(6)-TCP 3ウェイハンドシェイク-

このエントリーをはてなブックマークに追加

TCP 3ウェイハンドシェイクは、TCPのコネクション(接続)を開始する時に行われます。

3ウェイハンドシェイクは3つのパケットから構成されています。

(a).54771 → 80 [SYN] Seq=0 Win=65535 Len=0 MSS=1460 WS=256 SACK_PERM=1
(b).80 → 54771 [SYN, ACK] Seq=0 Ack=1 Win=8190 Len=0 MSS=1360 WS=64
(c).54771 → 80 [ACK] Seq=1 Ack=1 Win=262144 Len=0

(a)でクライアントがサーバーに対してSYN=1(コネクションの接続要求)のセグメントを送信します。

(b)でサーバはSYN=1のセグメントを受け取り、通信準備をしてACK=1(コネクションの接続応答)とSYN=1(コネクションの接続要求)のセグメントをクライアントに返します。

(c)でクライアントはACK=1とSYN=1のセグメントを受け取り、通信準備をしてACK=1のセグメントをサーバに送信します。

参考書籍

パケットキャプチャ無線LAN編 [ 竹下恵 ]