Active Directory(1)-Active Directory の設定

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ユーザーの追加やグループの作成、グループへのユーザーの追加、ユーザー権限の設定などを行ってきました。これらはファイル共有やリモートデスクトップなどさまざまなWindowsの機能に影響を与えることもわかりました。ネットワークの機能を使用する際には、クライアント側とサーバー側の両方で設定を行う必要があり、面倒です。そこで登場するのが”Active Directory”です。”Active Directory”は、この設定をサーバー側で一元管理します。例えば、ユーザーIDやパスワードはサーバー側で管理されているのでパソコンを選ぶ必要がありません。

それではこの”Active Directory”を”Windows Server 2019″上に追加したいと思います。まずは、”サーバーマネージャー”を開きます。”サーバーマネージャー”を開いたら、メニューの”管理”->”役割と機能の追加”ボタンを選択します。

役割と機能の追加ウィザードが開かれまず。初回は”開始する前に”が開かれているので、”次へ”ボタンを押します。

“インストールの種類の選択”画面が表示されるので、”役割ベースまたは機能ベースのインストール”を選択して”次へ”ボタンを押します。

“対象サーバーの選択”画面が表示されるので、対象のサーバーを選択して、”次へ”ボタンを押します。

“サーバーの役割の選択”画面が表示されます。

“Active Directory ドメイン サービス”のチェックボックスを”ON”にします。すると下記のような画面が表示されるので、”機能の追加”ボタンを押します。

“Active Directory ドメイン サービス”のチェックボックスを”ON”になっていることを確認して、”次へ”ボタンを押します。

“機能の選択”画面が表示されます。先程選択した機能が選択された状態になっているので、そのまま”次へ”ボタンを押します。

“Active Directory ドメイン サービス”画面が表示されます。ここでは、”Active Directory ドメイン サービス”の説明が記述されています。そのまま”次へ”ボタンを押します。

“インストール オプションの確認”画面が表示されるので、そのまま”インストール”ボタンを押します。

“インストールの進行状況”画面が表示されます。インストールが完了したら、”閉じる”ボタンを押します。

これで、”Active Directory”の追加は完了です。この後に、”ドメイン コントローラー”の構成をする必要があります。それは次の機会にメモしていきたいと思います。パソコンやプリンターなどのデバイスを管理するために重要な仕組みであると思います。そこで気になるのは、”Active Directory”を使用しない場合はどのようなことをする必要があるのかです。少しご紹介したいと思います。例えば共有ファイルです。